株主優待をもらうためには、まずは証券会社に口座を開設する必要があります。
いろいろな証券会社がありますので、自分の取引スタイルに合った証券会社の口座を開設してください。どこの証券会社も口座開設は無料なので、とりあえず2〜3社開設して、使い勝手を試してからメイン口座を決めても良いでしょう。
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次に、どの株主優待が欲しいかにより、どこの銘柄を買うかを決めます。
優待内容だけで銘柄を決めるのではなく、その会社の事業内容や業績などを見て、安心できる会社を選ぶと良いでしょう。業績が悪いのに優待が良すぎる会社は、優待廃止になったり、最悪の場合は会社が倒産してしまうので、気を付けましょう。
↓↓ 各会社の株主優待の紹介 ↓↓
1月|2月|3月|4月|5月|6月|7月|8月|9月|10月|11月|12月
買う銘柄が決まったら、実際に証券会社で株を購入します。株主優待をもらうために必要な株数が決まっているため、優待をもらうために何株必要か確認してから購入しましょう。保有株数に応じて内容が違う場合もありますので、気を付けてください。
株を買ったあとは、株主優待をもらえる権利が確定するまで株を保有していなくてはなりません。権利が確定する日を「権利確定日」といいます。それまでの保有期間は一切関係なく、権利確定日にさえその株を持っていれば、株主優待や配当がもらえるのです。
しかし、権利確定日の直前になると、株主優待をもらうために、その株を購入する人も多くなるため、権利確定日の前は株価が上がっていく傾向があるため、注意が必要です。
多くの株は、権利確定日は権利確定月の月末ですが、株を購入してから株主として名簿に記載されるまでに、購入後3営業日の期間が必要となるため、優待をもらうためには権利確定日の3営業日前(権利付き最終日)までに購入しておく必要があります。例えば、月末の31日が権利確定日であれば、権利付き最終日は3営業日前の28日までに購入し、保有しておく必要があります。(土日祝日等の非営業日は除く)
権利確定後、2〜4ヶ月ぐらいすると株主優待が送られてきます。何もしなくても直接送ってくる会社が多いですが、何をもらうか選択できる場合は、ハガキを返送しなければいけません。ハガキを返送しないと勝手に品物が決められる場合もあれば、いらないとみなされて、優待がもらえなくなってしまう会社もありますので注意してください。