松屋フーズは、首都圏や関西・東海エリアを中心に、牛めしの「松屋」などを展開している会社です。「松屋」以外にも、とんかつ店の「松八」「松乃家」や、鮨店の「すし松」「福松」、ラーメン店の「セロリの花」なども展開しています。
株主優待は、グループ店舗の主要メニューの中から1品選択可能な食事券が10枚もらえます。松屋でしたら牛めしでもいいし、定食もこれで注文することが出来ます。食券を買わずに直接店員さんにメニューを伝えるので、慣れていないスタッフだと「お客様、初めてのご利用ですか?最初に食券をお買い求め下さい」と返されてしまうかもしれません。通常の流れですと入店したらまっすぐ食券機に向かって券を購入し、カウンターに座ってそれを渡すことでオーダは受け付けられます。でもこの食事券を使うとその手順はなくなりますので、店員さんも虚を衝かれた感じになるのです。また店舗が近くにない方は、食事券10枚を返送して、自社製品詰合せセット(冷凍個食パック「牛めしの具」、「豚めしの具」および「オリジナルカレー」)と交換可することもできます。
◎優待内容 :食事券10枚
◎必要金額 :397,500円(3,975円×100株)
◎優待利回り:-
◎権利月 :3月
松屋の牛めしの並盛と大盛ですが、大盛は並盛に比べてどれぐらい量が多いか気になることはありませんか?大盛にすると100円高くなるため、当然100円分は量が多いはずですが、100円分とはいったいどれぐらいの量でしょうか?ちょっと気になったため、調べてみました。
松屋に行って、並盛弁当と大盛弁当を2つ注文し、それぞれの弁当の「肉」「たまねぎ」「ご飯」の量を量ってみました。なお、牛めしの汁についてはご飯にしみこんでいるため、ご飯に含むものとして量っています。
●左が並盛、右が大盛です。やはり見た目も大盛の方が大きいですね。
●まずは肉の量です。左の並盛は61g、右の大盛は65gでした。
●次にたまねぎの量です。左の並盛は13g、右の大盛は17gでした。
●次にご飯の量です。左の並盛は316g、右の大盛は401gでした。
並盛と大盛の「肉」「たまねぎ」「ご飯」それぞれの量を量ってみましたが、大盛の方が肉4g、たまねぎ4g、ご飯85g多いという結果になりました。この量が並盛と大盛の差額の100円分の違いです。
料金の違いを見てみると、大盛の方が並盛よりも35.7%高くなっています。一方、量の違いを見てみると、肉の量は6.6%、たまねぎの量は30.8%、ご飯の量は26.9%多くなっています。たまねぎの増加率は高いですが、増加量は4gなので、あまり体感はできません。それより問題は肉の量です。4g(6.6%)の増量で、これも体感できないほどの微増にとどまっています。増量を実感できるのは、ご飯だけだと言えるでしょう。
並盛が280円で肉61g、たまねぎ13g、ご飯316g入っているため、100円の差額で肉4g、たまねぎ4g、ご飯85gしか増量になっていないのは、コストの面だけ考えると、大盛はあまりお得とは言えないようです。
※今回の調査結果は上記のとおりでしたが、買うたびに多少の量の誤差等はあると思います。